ヘッドライトには、もう一つとても有効な使い道があります。
去年、阿蘇に来てから九州の魅力に取りつかれてしまい、今春は鹿児島県を中心に、回りました。
雨の日や夕方に気づいたのですが、薄暗闇の中でライトをつけていない車がたくさん走っています。車体の色が暗めの場合、道路や背景に見事に溶け込んで、見つけるのに苦労します。雨のとき、ヘルメットのシールド越しに物を見るのですが、コンビニからの合流時など、本当に車は来ないのか、もしかしたら、暗い色の車が無点灯でこちらに来ているかもしれないと、半ば恐れながら祈るように合流します。
バイクの場合にははっきりしていますが、ライトは自分を車に見つけてもらうために点灯します。昼間でも点灯します。最近のバイクはエンジンをかければ自動的に点灯するようになっています。ライトが光っていると見つけてもらいやすいのです。
車でも同じです。ライトは暗闇で見るために使いますが、雨や薄暗い時に、他者に見つけてもらうためにも使うのが自分を守るのに大いに役立ちます。特に、暗い色の車体は周りに溶け込んでしまいます。ライトをつけていれば他者から見つけてもらえます。自分は安全運転をしていても、透明人間のように姿を見せずに走っていれば、やがては他人がぶつかって来ます。ライトをつけて自分はここにいるよということを他者に知らせれば、他人が自分に突っ込んでくるという災難を逃れることができます。
イギリスは、秋から冬はどんよりと薄暗い天気が毎日続きます。そういう事情から、どの車も昼間からライトを付けています。これは確か北欧が常時点灯を義務付けたことから始まったことだと思いますが、安全にとても良いことだと思います。日本でもライトを自己防衛のため、他人に見つけてもらうためにも使うようになることを祈っています。


