外国製EVに自分や家族を任せられるか

2026年9月21日にアップロードされた、オーストラリア ABC Newsの動画を見た。

周知の通りオーストリアの中に中国は深く入り込んでいる。オーストラリアを走っているBYDなどのEV車は、中国にある本社と繋がっている。BYDは、今年10万台を販売する見込みだそうだ。オーストリアのEV車の半数は中国からとのこと。これらのEV車の本社は中国にある。ということは、国家情報法の適用を受ける。国家の要請があれば、それに従う義務が会社や個人にある。EVのソフトウエアは、中国本社からの操作で所有者の知らないうちにアップデートされる。今日乗っている車は、昨日の車とソフトウエアが別物になっている可能性がある。

この動画には日本語の音声は付いていないが、右上の歯車アイコンをクリックしてキャプションを日本語に切り替えれば日本語訳付きで見られる。


動画では、オーストリアのハッカーがEV車にアクセスし、どんな操作ができるのかを見せている。車がどこにいて、どんな動きをしているかはもちろんのこと、車のマイクをオンにして電話の会話を聴取したり、車を乗っ取ってライトを消してしまったりしている。運転しているジャーナリストのスマホから、総理大臣の電話番号も入手して見せた。この車にアクセスできる者なら誰でも同じことができる理屈になる。オーストラリアの大臣の1人も中国製のEV車に乗っていて、インタビューを受けている。

ことは中国製のEVにかぎらず、テスラにも当てはまる。テスラがあなたの情報を収集し、データとして蓄えていることも、理論的にはありうる。現に、中国ではテスラは中国内の国家機密に関わる場所に近づくことは禁じられているそうだ。同様に、イギリスでは、中国製のEVはイギリスの国家機密に関わる施設付近に近づくことは禁じられている。

日本はどうなのだろうか。国会や自衛隊の中枢の付近に外国製のEVは近づけないようになっているだろうか。